まだまだ間に合う！39歳からの始める中年男性ダイエット！>都市伝説！？幸せ太りは本当だった

私もそうですが、同僚の男性も最近結婚をしました。
2人に共通する事である事があります。
そう！「幸せ太り」。これはもはや都市伝説でもなんでもありません。

独身男性が結婚や同棲を機に太り始める「幸せ太り」。
実はその理由について調べた人がいます。
アメリカで1998年にシラキューズ大のアラン・メーザーという博士が、
独身男性に比べて結婚や同棲をしている男性は、
男性ホルモンのテストステロン量が約35％低下している
との研究結果を明らかにしているんですね。
テストステロンが減ると筋肉量が落ち、同時に
カロリーの消費も減少するため、これまでのような
食事を続けていくと太ってしまうというんです。
この研究結果はNHK「解体新ショー」で紹介されて、日本でも一時話題となっています。

そしてこうした研究はたびたび行われてきているんですが、
米ノースカロライナ大のペニー・ゴードン＝ラーセン助教授らも、
結婚や同棲しているカップルを対象に研究を実施しました。
するとナント！男性だけでなく、結婚や同棲によって女性も
太る傾向にあることが分かったんです。

この研究の対象となったのは、米国人男女6,949人。1996年から
2001年もしくは2002年まで追跡し、
そのうち1,293人が結婚または同棲していたそうです。
独身者の中には交際中の人もいましたが、
調査の結果、独身者に比べて同居して2年以上の結婚カップルでは、
肥満の割合が2倍に高まっていたということだそうです。
また、同棲カップルの女性では肥満リスクが63％上昇していた一方で、
男性では肥満リスクの上昇は認められなかったとしているんですね。

これらの結果について、ゴードン＝ラーセン助教授は
「恐らく、加齢による要因ではなく、
行動様式の変化が体重の増加となって現れるのだろう」と推測しています。
同居すると1人の時よりも料理を作る分量が増加し、
以前より多く食べてしまうこと、外食に行く機会が多くなる傾向にあること、
1人の時より外出の機会が減ること、2人でテレビを見る時間も増えることなど、
複数の原因が重なり合って太ってしまうようです。

まあ、上記の実験はあくまでアメリカで行われた実験ですので、全てが日本
に当てはまるわけではありませんが、欧米化の進む我が国ニッポン！も、
もはや「幸せ太り」は都市伝説ではなくなりつつあります。